朝日新聞デジタル
仮想通貨交換業者「コインチェック」(東京都渋谷区)が顧客の仮想通貨NEM(ネム)約580億円分を不正流出させた問題で、顧客らが仮想通貨の返還などを求めて相次いで集団提訴し、27日会見した。
仮想通貨交換業者「コインチェック」(東京都渋谷区)が顧客の仮想通貨NEM(ネム)約580億円分を不正流出させた問題で、顧客らが仮想通貨の返還などを求めて相次いで集団提訴し、27日会見した。
顧客の3法人と129人は27日、同社と幹部ら4人を相手取り、仮想通貨の返還や価値の下落に伴う損害賠償など総額約4億円を請求する訴えを起こした。今月15日に続く2次提訴で、被害対策弁護団は今後も追加提訴する予定。
一方、関東や中部地方に住む別の5人も26日、同社と幹部ら4人に同様の訴訟を起こした。原告の20代女性は会見で、「せめて日本円で引き出したいが、それもできない。その不信感から提訴した」と話した。さらに44人が提訴を検討しているという。
同社は「裁判の有無や内容についてお答えしておりません」としている。
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