バブル崩壊後、長らく続いたデフレがいよいよ終わろうとしている。1年前に108円だったドル円相場は20日、約20年ぶりに129円を突破。これまで「円安は日本経済にとってプラス」と主張してきた日銀の黒田総裁だったが、「大きな円安や急速な円安はマイナスが大きくなる」と牽制コメントを出すほど円の独歩安に見舞われている。「ミニストップ」5期連続赤字見通し…独自性強化の限界とセイコーマート成功との違いウクライナ侵攻以前から上昇していた原材料価格や人件費に、急激な円安が追い打ちをかけ、生活必需品の価格が上昇。庶民生活に打撃を与えている。今や生活に欠かせない100円ショップは、もはや“100均”を維持できない状況だ。オープンから15年、地元で愛されてきた100円ショップ「まさし」(東京都中央区)は4月20日で閉店した。「閉店は原材料高騰に円安が重なり、お店を維持できなくなったためです。商品を製造する会社も廃業しているところが増えています」(店長の堀内啓吾氏)運営会社は100円ショップを都内で9店舗展開するが、順次店を閉めていくという。中小では事業継続が難しい状況の中、大手は「脱100均」の動きを見せている。
定価が変えられない(変えにくい)ところは円安で非常に厳しくなっていると思うお。
まあ仕入れ不可になるよな。
国内産に切り替えられるならともかく、海外の材料が必須なものは特に厳しいかと。