男性の年収別の有配偶率だが、男性の雇用形態や収入に焦点を当てると、婚姻率に明確な差があることがわかる。正規の職員・従業員の男性は、25~29歳で30.5%、30~34歳で59.0%が結婚している。一方、非正規の職員・従業員の男性はでは25~29歳で12.5%、30~34歳で22.3%で、それぞれ正規の職員・従業員の半分以下だ。さらに、非正規の職員・従業員のうちパート・アルバイトの男性は、25~29歳で8.4%、30~34歳で15.7%の婚姻率で、正規の職員・従業員の4分の1程度となっている。雇用形態の違いで、配偶者のいる率に大きな差がある。また、男性の年収別に有配偶率(2017年時点)を見てみると、いずれの年代も、一定水準までは年収の高さと配偶者のいる割合がリンクしていることが、明確に見て取れる。年収900万円以上の39歳までの男性にいたっては、9割超が既婚者だ。以上のことから、収入の低い男性は結婚できず、しかもその割合は増えているということが推察できる。
今の少子化の大きな原因は未婚化でしょ?
俺もそう思うし今回の社会保険料増額でさらに未婚化、少子化が進むのではと危惧している。
社会保険料が国民に還元されているとかそういう話ではなく、現役世代の可処分所得が大きく削られていることが問題ではと思うかな。
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