真冬の味方、こたんぽレビュー!

moufu

今年の冬に購入した一番のヒット商品は、サンコーから販売されているあったかグッズの「こたんぽ」です。

今年の冬、物価高騰に加え電気料金の値上げもあり、家計は大打撃を受けました。
エアコンやストーブをつけたかったものの、こんなに跳ね上がると、電気料金が気になり使いたくてもためらってしまいました。そんな中どれだけ着こんでも寒く、元来冷え性の私は、いくらホッカイロを使っても何の効果もありませんでした。

そんな私があったかグッズを探していたとき、着る毛布にヒーターがついた商品「こたんぽ」を見つけました。
Amazonなどでも、たくさん同じような商品が売られている中、「こたんぽ」のよい点は「着たまま歩ける」ことです。コードがあるため、歩ける範囲は限られるものの、ちょっと部屋の中を歩くくらいなら着たまま移動できるので、購入しました。
迷った山善の電気毛布と同じような性能でありながら、サンコーの「こたんぽ」のほうがわずかに安かったことと、冷えた手を中に入れ、暖が取れるポケットがついていたのが購入の決め手でした。

実際に使ってみると、謳い文句の「着たまま歩ける」は「ちょっと誇張気味かな」と思えました。足の出口が狭く歩幅が小さくなるため、歩き難くなってしまううえ、歩けるほどコードの長さがなく、「もういいや」と「こたんぽ」を脱いで物を取りに行っていました。また歩けることを考えているせいか、つま先の辺りが温かくないのが問題でした。
38、42、45、48、52、55℃と6段階の温度調節ができますが、「38℃はちょっと寒いけれど、42℃は熱い」というたった4℃ほどの差も意外に体感でわかります。
そのため、無段階で温度調節ができれば、もっとよかったです。
2時間でオートオフになる素晴らしい機能を、せめて3時間にしてほしかったです。意外と2時間は短く、「あれ、何か冷たくなってきた」と思ったら、オフになっていたことが多々ありました。
オートオフを調節できる機能までつけると、コストがかかってしまうため、無理かもしれません。

悪いことばかりのように思われるかもしれませんが、実際のところ購入して本当によかったです。
心配していた電気料金も、1日9円ほどだったため、安心して使えました。
着替えをする前に、すぐ暖まる「こたんぽ」のスイッチを入れると、ホカホカでした。
普段は最も低い38℃に設定しても、十分過ぎるほどの暖かさが感じられました。
冷え性の私は、38℃に設定した「こたんぽ」と、ひざ掛け、足温器を使い、大雪の日もエアコン無しで仕事をしていました。足が温かければ、どうにかなることを発見しました。
調節用のゴムがついているお腹周りは、自分の体型に合わせて絞ることができ、ぶかぶかでたるんでしまうことはありませんでした。
予想外に嬉しかったことが、この暖かさに気づいたのか、毎日私の膝の取り合いになっていた猫たちのおかげで、心身もホカホカに癒されていました。
暖かい「こたんぽ」はついウトウトしてしまっても、オートオフ機能のおかげで低温やけどの心配は無用でした。

近年増えている在宅ワークの仕事をしていると、エアコンで暖かい職場と異なり、跳ね上がっている電気代がどうしても気になります。
その点、紹介した冬のホカホカグッズの「こたんぽ」は、電気料金の心配は無用でした。予想していた以上に暖かかった「こたんぽ」冷え性やご年配の方でも安心して使用できます。取り外しができるヒーター部分は、洗濯も可能です。
「これがないともう冬は越せない」というくらい気に入った商品です。
ちょっと困ってしまうのは、あまりの快適さにウトウトしてしまい、起きたらバキバキに身体がこわばってしまう点でしょう。風邪をひきやすくなる点も、十分注意が必要です。
在宅ワークの方だけではなく、寒さに弱い方や節電を考えている方、1人暮らしで「こたつを出すのは億劫だな」という方にもお勧めしたい商品です。

元記事へ