関連資格を持っていればある程度実力を証明できるが、未所持の場合は難しい。ビジネスの現場において、相手が期待したスキルを持ち合わせていないこともあるようだ。困惑する現場の声を聞いた。
「パソコン、得意な方です」と言っていたのに…
メーカー勤務の40代男性・Aさんは、新人のパソコンスキルに驚いたことを明かす。
「10年ほど前までなら、パソコンを扱うのが得意なのは20~30代の若手から中堅クラスで、苦手なのはその上の世代というイメージでしたが、今はそうとは限りません。例えば若手社員の中には、書類作りにおいてワードを使うことはできても、『突然動かなくなりました』『行間がおかしくなって、直し方がわからない』などと言ってくる人もいて、応用がきかないというか……。