変動率が高く、基本「順張り」で
現在のBTCの価格は単純にいえば人気投票の結果であり、人気が続いている間は上がるが、人気がなくなるとすぐに急落する。実際、17年9月に中国政府が仮想通貨による新しい資金調達法である「ICO」を禁止する報道がなされた途端、約20%も暴落した。
現在のBTCの価格は単純にいえば人気投票の結果であり、人気が続いている間は上がるが、人気がなくなるとすぐに急落する。実際、17年9月に中国政府が仮想通貨による新しい資金調達法である「ICO」を禁止する報道がなされた途端、約20%も暴落した。
こうした値動きの激しさから、米国の投資銀行でも仮想通貨に対する見方はビジネスチャンスととらえる積極派と、実体のないことに危うさを感じる懐疑派に二分される。後者の筆頭、JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は17年9月、「BTCは詐欺行為」と発言して注目を集めた。とはいえ、冒頭で触れたように新興国を中心に、仮想通貨に対する実需は今後も増える見通しだ。それに伴いペースはともかく、価値も基本的に上昇すると予想される。
では、BTCはいつ買ったらいいのか。BTCのような価格の変動率が高い金融商品に対するスタンスは、基本的に「順張り」というのが常識だ。価格の水準にかかわらず、売りより買いの勢いが増し始めたら、その流れに素直に乗る。それには日々の価格と取引量を常にチェックし、相場の流れの変化に敏感になっておく。
(※中略、全文はソース元へ)
http://president.jp/articles/-/24921