ほぼ25倍やで一万円やけど。損切り早いねん
スレ内容とは特に関係がないけれど、先ほどコメント欄にて「初心者向けの本」についてのコメントをいただいたので。
僕も色々な本を読んできたけれど、基本的には「市場に学ぶ」が一番になってくるかなと思うお。
例えば多くの初心者向けの本だと最も重要な経済指標として「米雇用統計」が挙げられていることが多いけれど、現在の状況だと最も重要視されているのは米CPI(消費者物価指数)。
こちらがどうなるか次第で米国の中央銀行(FRB、FEDと呼ばれる)の金融政策が変化。
米金利、米経済が今後どうなるかということを予想してドルが買われたり売られたりしているお。
ドル円が1ドル110円→1ドル150円と向かっていた時は米CPIがFRBの利上げにも関わらずどんどん上昇していたため、FRBはどんどん強気の対応を取り、そのためドルが超強気で買われる状態に。
その時にはテクニカルも他の経済指標も何も関係無し、ひたすらに買って買って買いまくるという状況だったお。
今はその逆で米CPIが順調に落ち着いてきたのでFRBは少し対応を弱めソフトランディングを狙う必要あり。
そのため今度は経済不安、インフレ収束から利下げが意識されるようになりドルが売られている状況だお。
この他現在は日銀の政策修正が大きな材料として懸念(もしくは期待)されており、ますます円が強くなる状況に。
今月末は120円台(120ー129円)で着地、恐らくさらに円高に向かうと予想しているお。
このあたりの内容は一般的な教本には書かれておらず、また平時(世界的に安定した状態)のトレーディングとは違っているため、状況に応じて〇〇の経済指標が重要、〇〇の発言に注目というのが出て来るお。
また各国要人はそれぞれ違った性格、主張を持っており、強気な主張をするタカ派、弱気な主張をするハト派、投票権を持つ人、持たない人、政治的な圧力を考える人、突飛な意見を言う人などが入り混じっている点も教本だけでは何ともならないという理由だお。
それらを踏まえた上で、メンタル的なことを学ぶのであれば有名な本で「デイトレード」がありこちらは読んでおいて損はないと思うお。
またテクニカルな面、記録の重要性などでは「ザ・トレーディング」もいい本かなと。
ただこちらはFXの本ではなく主に株の本で、メール登録をするとセミナー勧誘なんかも来るのでそこはご注意をというところだお。