楽天の三木谷浩史会長兼社長は27日、スペイン・バルセロナで開催中の「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」の基調講演に登壇した。
三木谷氏はブロックチェーン(分散台帳技術)を活用し、国内外のサービスで会員情報やポイントを統合して管理する「楽天コイン」と呼ぶ構想を明らかにした。具体的な導入時期などは言及しなかった。
三木谷氏はブロックチェーン(分散台帳技術)を活用し、国内外のサービスで会員情報やポイントを統合して管理する「楽天コイン」と呼ぶ構想を明らかにした。具体的な導入時期などは言及しなかった。
前日に総務省が新たに割り当てる携帯電話向け電波の取得を申請したことについて触れ「MNO(携帯電話事業者)のゲームチェンジャーになる」と意気込みを語った。
電子商取引(EC)をはじめとして楽天はこれまでもビジネスモデルの先駆者だったとし「ネットワークとコンテンツ、ECは密接になっている。
今後、様々な巨大企業が携帯電話事業に興味を持つだろう」と説明。楽天の今回の動きと同様に、異業種からの携帯電話事業参入の流れが世界的に起こると予想した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27458100X20C18A2TI1000/