・IRON Financeとは
仮想通貨IRONを1枚1ドルにペッグさせることを目的としたプロジェクト
USDCを担保に発行されるが1枚あたりUSDCは0.75ドル程度に過ぎず、
残り0.25ドルは独自に発行するTITANにて担保する。
詳細は以下(崩壊前に書かれた記事)
https://jpyc.substack.com/p/11-jpyc-news-letter
・価格維持アルゴリズムについて
○市場のIRON価格が1ドルより高いとき
USDC(0.75ドル分)とTITAN(0.25ドル分)を用いてIRONをMint(鋳造)することで
市価より安価にIRONを入手できる。
鋳造されたIRONが売却されることで価格が下落する。
○市場のIRON価格IRONが1ドルより安いとき
IRONをRedeem(償還)することでUSDC(0.75ドル分)とTITAN(0.25ドル分)が返却される。
IRONが市場で調達され価格が上昇する。
○TITANの供給について
上記Redeemのほか、IRONやTITANを取引所に預けて両替機能の維持に貢献した人に毎日固定枚数のTITANが供給される。
・問題点
MintやRedeemでTitan価格を参照するが、過去10分の平均価格を参照したため、
TITANの市場価格が急落した際に割安にIRONがMintできた。
逆に急騰した場面ではRedeem時に多くTITANが払い出された。
結果、1枚60ドルまで上昇していたTITANがほぼ無価値になるまで暴落。
IRONも連れ下がり、最終的に1枚あたり0.75ドル(USDC供託分)で回収することが発表された。(TITANは補償無し)
どう設計したらTITANは暴落しなかったのか、頭がいい方に考えてほしいです
引用元:https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/economics/1624029031/