日本の実質賃金は一向に上がっていないため、低賃金に喘いでいる人も多い。ガールズちゃんねるに5月12日、「一生懸命働いて手取り10万台」というトピックが立った。「週6で働いて手取り15万(交通費込み)です。田舎だから車の維持費もかかるし「派遣事務してた時、締め日は休憩無し23時まで残業だったのに月16万だった。美容師時代もほぼ休憩無しで月13万」会社のために長時間働いているにもかかわらず、低賃金に苦しんでいる人からの悲鳴が相次いだ。時給換算すると最低賃金を大きく下回りそうな人もおり、日本が着々と先進国ではなくなっている現状がうかがえる。(文:石川祐介)「■給料云々も、そうだけど税金よ!税金!ぼったくりすぎだから」例えエリートであっても、例外ではない。「私も難関国立大卒で国家公務員一般職で都内勤務で、手取り18万円です」「国立大卒、高倍率を勝ち抜いて市役所に勤めていますが手取り20ありません」公務員なので、勤続年数が伸びれば民間より高給ということもあり得る。ただ、せっかく勉強を頑張ったのにこれでは少しやる気が削がれそうだ。手取りの低い原因についても議論された。「給料云々も、そうだけど税金よ!税金!ぼったくりすぎだから」「ボーナスが100万支給されたけど、税金引かれて60万。40万も持ってかれるって」税金の高さを指摘する人が多い。国民年金保険料や社会保険料は年々増加している中、景気改善も見込めない。負担が増加を続ける一方、給与上昇が見込めないのであれば、優秀な人材が海外に流出する恐れがあり、日本の国力衰退が予想される。とは言え、「欧米で住み込みでメイドの仕事した方がお金貯まるよね。東南アジアみたいに日本も出稼ぎにいかないとだめかもね」というコメントが示すように、日本の国力はすでに発展途上国にランクダウンしたのかもしれない。発展途上国の人々が行っている働き方を真似しなければいけない時は近づいているのかもしれない。「前は日本に生まれて良かったと思えてたけど今はもう…」ここ30年、日本経済は一切の成長を遂げずに、デフレ解消がまったく見られない。日本に生まれたことを誇っている人は減り、将来に不安を抱えている人は増加した。適切な政策を講じずに、日本を”頑張る人さえ報われない国”にした政治家の罪は重い。
個人単位であれば転職や副業、節約や投資等考えられるが、全体的に上げるのは景気が上向かないと厳しいな。
ひとまず目先の目標で言えば、ワクチン普及率が上がり経済が正常化しないとかと思う。