日: 2018年2月22日
筑波大学・落合陽一氏、ビットコイン寄付受付開始 #仮想通貨 $BTC
筑波大学の落合陽一准教授は2018年2月21日、国内最大級のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を通じて、ビットコインで寄付を受け付けることを発表した。
Readyforでは、日本円とビットコインで資金を募り、大学の研究環境や教育設備の整備に充てる。寄付は4月27日まで受け付け、目標金額は1500万円。
ビットコイン決済ではbitFlyerが運営する「fundFlyer」を活用。ReadyforとbitFlyerの両社は、将来的には提携も検討しているという。払い込まれたビットコインは、ビットコイン決済時のレートで日本円に換金後、筑波大学に入金される。
また、寄付者は確定申告をすることで、寄付金控除を受けることができる。
大学研究費をクラウドファンディングで補填する時代へ
国立大学がビットコインで寄付を受け付けるのは日本初の取り組みだが、2016年にも落合氏はクラウドファンディングを実施し、約900万円の調達に成功。
日本国内では研究費不足が長年叫ばれ、イギリスの高等教育専門誌「THE(Times Higher Education)」が発表する「THE世界大学ランキング」では日本の大学の順位は下降傾向にある。
一方、研究費の資金調達に特化した「academist」やReadyforが大学と提携する「Readyfor College」も始まり、研究者もインターネットを通じて不特定多数のサポーターから研究費を募る事例が増えてきている。
また、仮想通貨の用途に関しても、現状はボラティリティ(変動性)が高く投機目的で購入されることが多いが、寄付で使用されるケースも増えつつある。先日不正流出事件を起こしたコインチェックには、支援が必要な人に直接ビットコインを届けられるサービスがあり、2018年2月21日時点で総額約51.5BTC(日本円で約5600万円相当)も寄付されている。
さらに、独自のトークン(引換券に相当)を発行し資金を調達するICO(Initial Coin Offering)を実施する企業も増えてきており、大学や研究室が仮想通貨を使って資金を調達するケースは今後増えていきそうだ。
https://www.businessinsider.jp/post-162541
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すげーV字だなw
【伝説の人物】仮想通貨の父「サトシ・ナカモト」の正体がバレているのは本当か #仮想通貨 $BTC
もちろんその最大の原因は、仮想通貨取引所の大手であるコインチェック社から約580億円分の仮想通貨NEM(ネム)が何者かによって盗まれたからだ。
この史上最大規模の「仮想通貨強奪事件」では、盗まれた通貨がすでにインターネットの地下社会である「ダーク(闇)ウェブ」で他のコインに交換されるなどの動きが報じられている。事件は文字通り“闇”の中といったところだろう。
仮想通貨については、投機としてもともと関心が高まっていたが、仮想通貨そもそものメカニズムである「ブロックチェーン技術」ももてはやされていた。特に米国では、数年前から今の日本で見られるような盛り上がりが見られた。
筆者がマサチューセッツ工科大学(MIT)でフェローをしていた際、MITでは、すべての学生に仮想通貨のパイオニアで代表格であるビットコイン、100ドル分が無料で提供されると発表された。2014年当時、このプロジェクトを進めていた卒業生たちは、「インターネットの黎明期に学生にインターネットへのアクセス権を与えるのに近い」と語っていた。
そんな仮想通貨ビットコインだが、いまだに多くの関係者が注目していることがある。誰がビットコインを最初に発明したのか、である。
ビットコインに関心のある人なら、ビットコインの根幹をつくったのが「サトシ・ナカモト」という人物であることはご存じだろう。ただこの「サトシ・ナカモト」が何者なのかはいまだに知られていない。個人なのか複数なのかすら、分かっていないのである。
ここ何年もの間、数々のメディアがナカモトを探しているが、いずれも失敗に終わっている。「自分がナカモトだ」と名乗り出た人たちもいたが、いずれも信ぴょう性に欠けていた。
しかし最近、ナカモトの正体を知っている人たちがいるとの話がまことしやかにささやかれている。現在、世界でナカモト探しはどんなことになっているのか。また本当にナカモトの正体を知る人は存在するのか。
正体の話に入る前に、筆者が以前、ナカモトの存在について感じていた疑問について言及したい。なぜナカモトの正体をみんなが知りたがっているのか、ということだ。
当初はこれから世界を変えるかもしれない新しい技術を開発した当人が、姿をくらましていて、名前だけが一人歩きしている謎を解く要素があった。しかも世界中で誰も当人にたどり着けないのである。
最近ではそれ以上に、人々がナカモトの“動向”を注視している理由がある。彼の所有するビットコインの量が、仮想通貨の価格に大きな影響を与えるかもしれないからだ。
ナカモトが突然姿を消したのは11年のことだ。それまで何人ものエンジニアたちと一緒にビットコインを開発していたが、「他のことをやる」というメールを仲間に送って消息を絶った。ただいなくなる前に、ナカモトは100万ビットコインをすでに手にしていたと言われている。これは全ビットコインの5%に値し、1ビットコイン=1万ドルで計算すると、100億ドルになる。
仮にナカモトが、100億ドルのビットコインを放出すれば、ビットコインは暴落することになる。それほどのパワーをナカモトは持っていて、その“動向”をリスクとして見ている人たちもいるのである。
>>2 に続きます。
2018年02月22日 07時34分 公開
ITmedia ビジネスオンライン
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1802/22/news017.html