ヘッジファンドの容赦ない攻撃が始まっています。 https://t.co/nTPwByTzXS
— 新米金持ち父さん🚀BCHNEMホルダー (@sinmaikanemochi) 2018年8月10日
1兆円を超える過去最大級の日本国債の空売りの背景
注目すべきは、31日の日銀による国債補完供給(国債売現先)の結果であった。日銀による国債補完供給オペとは、日銀による大量の国債買入により流動性に支障が出る懸念があり、1日に限り、日銀が国債を現先方式で貸し出すというものである。
31日の国債補完供給(国債売現先)では1兆4246億円もの応札があり、そのうち10年債では349回1634億円、350回3766億円、351回7964億円落札された。むろんこのような大きな金額での国債補完供給はレアケースである。
つまりこれは31日に1兆円以上も指し値オペで応札した市場参加者(業者?)が、やはりショート(空売り)していたということになる。ちなみにこの際の指し値オペは349回、350回、351回が該当していた。これはつまり、日銀の国債補完供給を使って、次の10年国債の入札日までショートを繋ごうとしていたことになる。
1兆円を越す日本国債の現物債での空売りがあったとすれば過去最大級となる。日銀の政策調整により、10年債利回りの上昇に賭けたトレードということになろう。
(※中略、全文はソース元へ)