1. 出来高及び流動性の半減
ビットコイン価格の下落に伴い減少した相場への関心は、価格上昇を後押しするために重要な出来高の減少へと繋がっている。
Bitcoin出来高のチャートを掲載するcoinlib.ioでは、9月以降ビットコイン出来高が急激に減少しており、年初来最低水準で推移。
2. 金融マーケット全体がリスクオフ
厳しい状況に置かれているのは仮想通貨マーケットだけではなく、株式市場においても欧州政治不安や米中貿易摩擦が影響し、世界的な経済不安が波及、日米の株式市場も続落する傾向が見られている。
前営業日時点で、松井証券の「信用買い評価損益率」が-27.91%に到達するなど、個人投資家も厳しい立場に置かれており、仮想通貨などへ回す余剰資金も限られて来ている状況があると思われる。
3. 材料不足と感度の減少
また、個別マーケットでの勢いを示す特大材料に乏しい状況も、個人投資家の投資意欲を減衰させ、仮想通貨市場の氷河期を長引かせる要因と考えられる。
2018年は規制の年となったが、大きな材料も予定を後ろ倒しする形で延期、未だ相場に活気を取り戻す材料は見られていない(予定で留まっている)。
(※中略、全文はソース元へ)