仮想通貨交換所のコインチェックから巨額の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した事件で、ハッカー側に渡った仮想通貨のうち約13億円相当が昨年末から再び、別の口座に送金されていることが情報セキュリティー専門家の調査でわかった。資金洗浄した仮想通貨を現金化するための動きとみられ、捜査当局は動向を注視している。
2月上旬、利用者の情報が秘匿されるダークウェブ(闇サイト)上に、NEMと他の仮想通貨の交換を持ちかけるサイトが出現。流出したNEMのほとんどがこのサイトでビットコインなどに換えられ、複数のアドレス(口座)に送金されていた。
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https://www.yomiuri.co.jp/national/20190118-OYT1T50020.html