1: 稼げる名無しさん 2021/04/16(金) 06:10:31.87 ID:yAwDy12f9.net
中国と米国の研究チームが、世界で初めてヒトの細胞をサルの胚(はい)に注入して異種の細胞をあわせもつ「キメラ」をつくった。15日付で米科学誌「セル」(電子版)に発表した。培養皿での研究で、子宮に戻したり、子が生まれたりするまでには至っていないが、ヒトに近い霊長類を使った研究は、倫理的な懸念を呼びそうだ。研究は中国・昆明理工大と米ソーク研究所などが行った。カニクイザルの受精卵を分裂が進んだ胚(胚盤胞(はいばんほう))の状態まで成長させ、ヒトのiPS細胞を注入。サルとヒトのキメラをつくり、培養皿で育てた。1日目には132の胚でヒトの細胞が確認され、10日目でも103の胚が成長を継続。19日目には三つにまで減ったが、成長した胚には、多くのヒト細胞が残ったままだったという。動物の体内でヒトの臓器をつくり移植にいかそうと、ブタやヒツジと、ヒトのキメラをつくる研究は世界で進んでいる。日本でも東大の中内啓光特任教授らが取り組む。今回、サルとヒトのキメラをつくったソーク研究所のベルモンテ教授は「ヒトと近い霊長類を使うことで、キメラをつくるための障壁が何なのかの知見を得ることができる」とコメントする。一方、サルの胚にヒト細胞を注入する研究は倫理的な懸念も強く、米国立保健研究所(NIH)は、公的研究資金を出さないと決めている。セル誌は、同時に米国の生命倫理学者による解説を掲載。研究の可能性を認めつつ「これが胎内に移植され、胎児になったり、子が生まれたりしていれば、かなり難しい問題になっていた」として、倫理的な議論を進めるよう求めた。
1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
・・・えっと。
そのうち培養皿以上の研究もやりそうなんだけれど。