何も生み出さないオタクは悪? ネット上で「無産オタク」バッシングが激化中

1: 稼げる名無しさん 2021/04/19(月) 12:07:59.01 ID:zKwMtwno9.net
まいじつエンタ/文=大上賢一
2021年4月19日
アニメ『鬼滅の刃』や映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の歴史的ヒットを経て、ますます注目されている日本のサブカルチャー。素晴らしい作品を生み出すクリエイターが称賛される一方で、ネット上では「無産オタク」なるワードが賛否を呼んでいるようだ。
「無産オタク」とは文字通り、自分では何も生み出さず、コンテンツを消費することに特化した存在のこと。「ごく普通の消費者のあり方では?」と思われるかもしれないが、このワードが生まれた背景にはSNSの流行が大きく関係している。
昨今のSNS、とくにツイッター上では、流行のコンテンツを元にした二次創作が盛んに行われている。その中で、イラストや作曲のスキルを持ったクリエイター型のオタクはフォロワーを多く獲得し、ツイートによる発言力も大きくなっていく。それに対して何も生み出さず、作品について語るだけの「無産オタク」には厳しい視線が向けられてしまう…というわけだ。
「無産オタク」を疎ましく思っている人々の間では、《人様の作品にケチつける無産オタク嫌い。感受性が乏しいことを作者のせいにしてるだけでしょって思ってしまう》《何もしないくせに批判的な声ばかり大きい無産オタク嫌い》《無産オタクが生産者様を批判してんじゃねえ》《無産オタク、何もしてないくせにイラストレーターにリプ飛ばすな。不愉快》などと厳しい声が飛び交っている。
無産叩きには問題アリ? 絵師の全てを肯定する“クリエイター信者”
そもそも「オタク」とは、1983年にコラムニスト・中森明夫が生み出した造語。それ以降、アニメや漫画、ゲームなどのマニアックな趣味を持つ人々が「オタク」と呼称されるようになったとされる。すなわち本来はクリエイター的なスキルとは無関係に、ある分野に特化した知識を持つ消費者のことだった。
オタク的なあり方を突き詰めた人物としては、たとえば〝オタキング〟こと岡田斗司夫が挙げられる。岡田は初期こそクリエイター的な作業を行っていたものの、基本的には膨大な知識にもとづいたうんちく語りでお馴染み。現在も自身のYouTubeチャンネルにて、作品をとことん掘り下げて分析するトークによって支持されている。そうした歴史を考えると、「無産オタク」が叩かれる現状にこそ違和感を抱かざるを得ない。
おそらく「無産オタク」叩きの背景には、「イラストを描く」といったスキルを神格化する「クリエイター信仰」が潜んでいる。今のツイッター上では、「神聖不可侵なクリエイターの世界を守るべき…」と、二次創作作家を過剰に持ち上げる風潮が強まっているのだ。
そうした風潮は、有名イラストレーターの炎上騒動が起きた際などに顕著に表れる。明らかにクリエイター側に非があったとしても、盲目的なファンたちはそれを擁護してしまう。また、物を作らずに文句を言う当たり前の行為を攻撃し、弾圧しようとするのもクリエイター信仰の弊害だと言えるだろう。
実際には全てを肯定するイエスマンよりも、深い知識に基づいて客観的な意見を述べる消費者の方がクリエイターの糧になるはず。無産であることを恥じずに、その道を突き詰むのが本来あるべきオタクの姿かもしれない。

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

 ・・・?
 いや、お金を払ってくれる方は生産の有無に関わらず神ですけれど。
 個人的には文句もどんどん言ってくれていいと思うお。

acha

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