【経済】「所得が下がり、物価が上がる」コロナ日本経済が陥るスタグフレーションの恐怖

1: 稼げる名無しさん 2021/05/15(土) 00:35:15.34 ID:CAP_USER.net
 俺たちの菅義偉政権、NHKでも内閣支持率が35%(不支持は43%)と過去最悪になってしまい、弾除けとして機能してきた森喜朗という護符が失われたいま、大変なことになっております。
なんせ、東京オリンピックの開催強行は大前提としたうえで、国民がコロナワクチン接種で長蛇の列をなして、クソ重い予約サイトを連打している最中に「来日するオリンピック選手にはワクチンを優先接種」と報じられると泣きたくなります。国民の生命とスポーツ大会とどっちが大事なの? と素朴な疑問を抱く人たちも多いからでしょう。
 他方、コロナによる経済低迷から脱却しようと各国がジャブジャブに供給したマネーは宙を舞い、そもそも経済低迷しているので利益を出せる事業や技術も特にない状態であるがゆえに不動産や証券にお金が集まって高値になるという、いわゆる「資産バブル」の時代が到来したのが2020年の夏ごろからです。
 足元には「もう一度、ひとり10万円の給付金を!」と求める左翼も叫ぶなか、飲食店や流通業の廃業と共に不振業態が吸収していたパート、アルバイトなどの非正規雇用が続々と雇い止め・解雇となったため、皮肉なことに国民の平均賃金が上昇に転じるという事態まで発生しました。
在宅経済の流れは世界中で
 日本政府もやるべきことはそれなりにちゃんと矢継ぎ早にやってきました。持続化給付金や家賃補助のほか、コロナ経済は事実上の戦時経済のような状態となってしまいましたが、感染症が問題なのだから仕方がないんですよ。家からなるだけ出ないようにしよう、接触を減らして人流を増やさないようにしようという感染症対策は巣ごもり需要を増やし、駅前経済が沈没するのも仕方がないことです。
 この在宅経済の流れは日本だけでなく、アメリカでも欧州でも拡大して、いまやアメリカでは空前の戸建て建築ラッシュとなりました。出歩かないんだからお家におカネをかけよう、都市部の狭いマンションではなく便利な郊外・地方での広い一軒家でゆったり暮らそうという動きが出るのも当然のことです。日本人もアメリカ人もみんな考えることは一緒ですね。
物価高騰の瀬戸際まで来ている
 とか言っているうちに、アメリカ人があんまりにも新しく木造住宅を建ててインテリアに凝るもんだから、今度は建築資材用の木材が足りなくなってしまいました。俗に「ウッドショック」と言われる現象は、カナダやオセアニア地域の材木流通の現場を一変させ、それまで2×4の建築資材や半製品で一杯だった積み出し港近くの木材輸出用ヤードが一気にカラになってしまい、木材の価格が急騰。いまでは、日本でも戸建て住宅を建てようにも材木が届かないので、建築計画が無期延期になる現場さえ多発して、2021年下期は決算真っ赤でみんな真っ青な展開になるのではないかと思ったりもします。
 最近では、東南アジアやロシアからの木材も便乗値上げで、いっそ日本国内産の材木に再び脚光が集まります。困ったときの国産、って、敗戦前夜に日本全土から鍋や仏像をつぶして鉄をかき集めたかのような戦時経済を彷彿とさせて涙を誘います。しかし、いままでさんざん日本の林業を馬鹿にして産業育成してこなかったばかりか、建材の品質は材木の乾燥具合にもよるので、これから夏場になる日本産を増産しようにも時期が悪く、当面は価格高騰で逼迫しそうです。
 木材だけでなく、素材、材料の類の価格高騰は半導体など電子機器、通信機器をはじめあらゆる商品に及んでおり、先物取引ではなく実需をともなう現物の値段が高騰しています。資源や素材を輸入に頼る日本は、国内要因というよりも世界的な物流の事情で輸入価格が軒並み上がり、いまや悲願だったデフレ脱却(笑)も目前に迫るほど物価高騰の瀬戸際まで来ております。

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
換金性の高い商品を買い投資しておきましょうって事で。
あと金融引き締めでどこの通貨が一番安くなるかにも注目しているお。(僕はFXもやっているので)
giro

 まぁ結局のところ対策がそれしかないのがな。
 政治的に変わるのはまだまだ時間がかかるだろうし。

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