日足は三尊天井を示唆する形状、週足は先月半ばに上髭反転してから陰のつつみ線(大陰線)形状となっており、下落トレンド転換が明確となれば、さらなるダウンサイドリスクも警戒される。
目先は、下値支持線と200日移動平均線の重なる4万ドル付近までに下げ止まるかどうかが焦点となりそうだ。20年3月(コロナ・ショック)時の底値3,800ドルを起点とした場合、フィボナッチ・リトレースメントの38.2%は41,500ドル、半値戻しラインは34,360ドル付近に位置する。
テスラ社のイーロンマスクCEOが発表したビットコイン決済取り止めや売却示唆発言は仮想通貨市場に少なからず影響をもたらしたが、「必要以上に市場が振り回されることは、市場が成熟しきっていないことを意味する」との指摘も少なくない。
しかしながら、軟調なのはビットコイン市場だけではない。根底にあるのは、株式市場など金融相場の歪みをもたらした「緩和バブル」の崩壊懸念だ。
新型コロナウイルスワクチンの急速な普及や世界経済の回復を背景にテーパリング(量的緩和縮小)議論が進むとの懸念が強まっているほか、17日に米国の確定申告日を迎えるにあたり、昨年以降の株高局面で膨らんだ利益に対する納税売りの影響も指摘される。
悲観論強まる
Alternative.meの提供する「Fear&GreedIndex」にて、データ上では極端な恐怖(総悲観)を示す20に達した。回復基調にあった12日時点では68を示していたが、その後大幅下落した。Fear&GreedIndexは、ボラティリティ、市場のモメンタム、SNSの感情分析、ドミナンス、Googleトレンドから算出する指標である。
以下ソース
https://coinpost.jp/?p=245311
引用元:https://egg.5ch.net/test/read.cgi/bizplus/1621237065/