厚切りジェイソン:アメリカは日本と違って公的年金がありません。
だから会社側で労働者が自分で管理する年金の仕組みを支援していて老後に備えるケースがほとんど。
そうしないと老後に生きていけません。現役時代は年金を貯めるために働いているようなものですね。十分に貯めたらリタイアできます。投資をはじめたのはそれだけの話。
ーー投資を始めた頃とくらべて、今の投資スタイルに変化はありますか?
厚切りジェイソン:ないですね。僕はほとんどお金を使わないので、最低限必要なお金以外は全部投資につぎ込んでいます。
稼ぐお金の9割は投資に回していますね。たくさん稼いだからといって、物を買うことはしません。
ーー物欲がないんですか?
厚切りジェイソン:はい。外食もほとんどしませんし、日本に来てから洋服を買ったこともありません。全部もらいものか衣裳です。
ーーそれはまたすごいですね!というか、ケチ・・・・・・なんですか?
厚切りジェイソン:ケチというか、もう習慣になってるから気にならないだけです。自動販売機で飲み物を買わないとか、
僕は散歩が好きだから、2km先の業務スーパーまで行って1円でも安い物を買います。物を買うときは必ず数箇所のものの値段を見ますよ。
その場でパッと買うというのはないです、一切。どうせ同じものなら安いほうが良いでしょ?
ーーそれはそうですけど、そこまで徹底できるのはすごいです。
厚切りジェイソン:だからといって、ものを買わずに節約しているわけじゃないですよ。
たとえば、コーヒーだって完全に飲まないわけじゃなくて、自分でコーヒーを作って飲んだら数十円で済むんだからそれでいいじゃんって考え方。カフェで買って700円も払う必要はないんじゃない?って。
それを飲むことで1時間多く働かないといけないなら、僕は1時間分の自由がほしい。