1: ボラえもん ★ 2021/06/17(木) 19:53:03.96 ID:7/WxCRC79
■尾身会長の提言は無視されている?
政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「今の状況でやるのは普通ない」と述べ、
感染分析のアドバイザーである分科会委員、押谷仁・東北大学大学院教授も英紙のインタビューに
「誰もがリスクがあることを知っている」(タイム紙・6月8日付)と懸念を表明している。
それにもかかわらず、菅政権側の牽制により、尾身ら分科会はリスク評価を提言できずにいた。
菅政権は「開催判断の前にリスク評価を」という尾身会長の提言を無視し、すでに開催の決断を下しているようにも映る。
IOC、組織委員会、東京都と国が参加する調整委員会の最終協議が行われた5月21日、菅は官邸で小池百合子都知事と会談。
「宣言下での開催もありうるか」を問われたジョン・コーツIOC副会長が「答えはイエス」と述べて顰蹙を買ったのは、その夜だ。
■官邸主導のキーマンを直撃すると……
その2日後となる5月23日の朝、私は政権で官邸主導を取り仕切る和泉洋人首相補佐官を直撃した。
その時のやり取りの中から、官邸に流れる空気が察せられる瞬間があった。
――会見での首相の疲れた様子からすると、本当は五輪のリスクにも悩んでいるのではないか?
「まあ、総理はもともと派手なパフォーマンスをしない人だから」
――国民の強い反対がある中、中止のシナリオを見せることで国民の支持も取り戻せるのではないのか。
「支持率を考えればそうだけど、今は感染がこんな状況だから。(感染が)落ち着けば(世論は)ころっと変わると思いますよ」
――感染力が英国株の1.5倍のインド株のリスクもある。
「じゃあ、きょうはここまでね」
世論は確かに変化する。だが、不都合なリスクにふたをする政権の希望通りになるとは限らない。
読売の調査で内閣支持率が37%に急落した6月7日、
菅首相は国会で「国民の命と健康を守るという前提条件が崩れればそうしたこと(五輪開催)は行わない」と中止シナリオへの言及を強いられた。
私は、「 菅首相になぜ国民の声は届かないのか 」(「文藝春秋」7月号、「文藝春秋digital」掲載)で、官邸主導の政治が曲がり角に差し掛かっている模様をレポートした。
高齢者へのワクチン接種が完了しても、流行が収束までの道のりは続く。長い戦いでも国民の納得を得る「官邸主導」の見直しは、五輪より重い課題だ。
(全文はソースにて)
https://news.yahoo.co.jp/articles/08a4b5b5b760da74e81e194714d88de38ab94cb2?page=2
引用元:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1623927183/
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