1: 稼げる名無しさん 2021/07/22(木) 22:35:41.42 ID:VkqGe5VT9.net
これまでは夫が家庭外で仕事をし、収入を稼ぎ、生活費を入れる。妻が家庭内で家事、育児、そして介護に専念するというのが「よくある日本の家庭」でした。
しかし、現在はどうでしょうか。女性の社会進出で専業主婦は減少。夫と妻は家庭外で収入を得る役割、家庭内で家事を担う役割のどちらも果たさなければ家庭は成り立たないのが現状ではないでしょうか。
夫婦のお金は結婚している限り、どちらの名義でも共有として扱われます(民法762条)。そして夫婦が結婚をやめる場合、共有財産を分け合う……いわゆる財産分与が発生します(民法768条)。
夫は妻のおかげで安心して働き、収入を稼ぎ、財産を作ることができたのだから、離婚時は夫の財産の2分の1を妻に渡すのが原則でした。
最新の統計でも、全体の9割以上で財産分与の按分割合は「夫5割、妻5割」です。
今回の相談者・香澄さん(42歳)の年収は夫の2倍。そして貯金額は圧倒的に香澄さんのほうが上。さらに夫は家事全てを香澄さんに押しつけ、何も手伝おうとせず。
これは今に始まったことではなく、8年前の結婚当初から同じで、香澄さんも了承済み。香澄さんが今まで放置していたのは、もし離婚したとしても自分の財産は自分のものだと勘違いしていたから。
そして結婚3年目。しびれを切らした香澄さんは夫の愚痴や不満をまともに聞かず、「だから何なの!」と途中で遮ることに抵抗がなくなり、そのせいで夫は香澄さんに話しかけにくくなったようです。
香澄さんは思い切って夫と向き合い、離婚の意思を伝えたところ、夫も今の生活を続けるよりは、と承諾。こうして、お互いが納得の上、「離婚」という結論に至ったのですが、もちろん、タダで別れるわけではありません。
急に「貯金を半分よこせ」と迫ってきた夫の守銭奴ぶりに、香澄さんは驚きを隠せなかったと言います。こうして2人の間には「財産分与」という高い壁が立ちふさがったのです。
分与の対象は夫婦がどちらも頑張って築いた財産のはずですが、香澄さんのケースは「夫婦の財産」とは名ばかり。実際には「妻の財産」だけを夫だけに譲るという一方的な内容で、まるで質素倹約に励んだ正直者が馬鹿を見るようです。
財産を渡さず、夫をやり込める方法とは
まず1つ目は「財産形成への貢献度」。財産を築くにあたり、「配偶者の貢献」が果たした役割は曖昧です。
「あなたのパンツを洗ったり、あなたの部屋に掃除機をかけたり、あなたのぶんのお皿を洗ったりした時間を会社の仕事や資産の運用に回せば、もっと貯金は増えていたはずよ」とやり込めたのです。
さらに香澄さんは夫に「もう離婚することは決まっているでしょ? これ以上、お金のことで傷つけあいたくはないの! 詮索しないのが賢明だって分からない!?」と追撃したのです。これに対して、夫は「好きにしろ!」と逆ギレ。
最終的に香澄さん夫婦は「お金の取り決め」をせず、金銭授受は発生せず、傍から見れば円満に離婚することができたのです。
夫婦が離婚する場合、慰謝料や財産分与などお金の条件を取り決めたのは全体の48%。そして夫が妻へ支払ったのは全体の91%ですが、逆に妻が夫へ支払ったのはわずか9%に過ぎません。
昨今のジェンダーレス化による共働き夫婦の増加、夫の家事参加の増加、そして妻の収入、財産の増加により、「妻が夫に払うケース」は増えているでしょう。
離婚する場合は「夫が妻に払うもの」というひと昔前の先入観を疑い、万が一、請求された場合にどうするのかを考えておいたほうがいいでしょう。
1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
こういうのってどうするのが正解?
離婚案件を多く受けて勝てている弁護士に依頼が早いし有利に戦えると思う。(知り合いに弁護士がいるならその人づてで強い人を紹介してもらうのもあり)
男女逆にしても同じかな。
もちろん自分の立場を有利にする証拠はしっかり揃えておく必要があるが。
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