「気力を失いました」3日午前11時20分頃、自民党本部。臨時役員会を控えた菅首相は、向かい合った二階俊博幹事長(82)に辞意を伝えた。「ウソだ」。思わず二階氏が声を上げても、首相は「決めたんだ」と慰留を拒否。林幹雄幹事長代理(74)が「裏で首相を揺さぶる人がいるのですか」と尋ねたが、無言を貫いた。先立って、麻生太郎副総理兼財務相(80)と官邸で面会した際は「正直、しんどい」と弱音を漏らしていた。午後1時過ぎ、首相は官邸で記者団を前に「役員会で自民党総裁選挙には出馬しないと申し上げました。コロナ対策と選挙には莫大(ばくだい)なエネルギーが必要。両立はできない。来週にも記者会見を開きます」と語った。記者からは「丁寧な説明を!」「責任を放棄するつもりですか」との声も飛んだが、振り返らず立ち去った。
とりあえず僕は自分の感情より世論や市場がこうだろうなって意見を述べるようにしていると前置きした上で三つほど。
「他人には我慢をさせておいて自分は自由に動く(主に会食の件)」
「『勘違いさせたなら申し訳ない』などさらに反感を招く発言をする」
「大臣との連携が取れていない(もしくは取れているか怪しい)」
よく「国民はマスコミに乗せられて批判する」みたいな事を言われるけれど、民意はそれぞれの生活に近いところにある話にはセンシティブなのは当たり前かと。(どの国の誰でも同じようなことをやっても支持率が急落するかと)
支持率が急降下したのはまずここだったので、世論的に問題ありだと見ているお。
次に緊急事態宣言後の大臣らとの連携。
そちらで行き違いがあったのかどうかは不明だけれど、謝罪のタイミングで「勘違いさせた(相手も悪い)」が連発したのはまずいなと思ってみていたお。(今回のコロナ禍で非常に多い)
同様にここでも支持率が低下し30%台に。
最初の頃の政治的なところで強い動きをしていたころは特に大きな反論も起きていなかったので、やはり民意を読めないところが問題だったと僕は感じているお。(民意コントロールも仕事のうちかなと)