住む場所が次々変わる
そこに言及がないのは、GACKTが最近、マレーシアではなく、新たな移住先として南欧のマルタにいたことも関係しているだろうか。
彼の行動を随時追跡していたわけではないから正確には不明だが、GACKTは今年1月下旬にマルタから帰国した様子を公開。愛犬を友人にあげたことが批判される騒動を挟み、2月に日本を出国した様子を伝えていたが、その行先は再びマルタで、後に現地からの動画配信があった。音楽関係者によると、7月に日本でのバースデイライブがあって6月にはリハーサルなどの準備で帰国していたという。
その後、7月下旬に地中海の国・キプロスからの動画配信があったが、この流れを見ると海外移住といっても1度の滞在期間は観光ビザでも行けそうなほど短い。
もしかするとマレーシアからマルタに移ったのは、タレント活動上、マレーシアが不向きということもあるのかもしれない。彼がやっている動画配信の撮影や制作活動は、マレーシアではコロナ禍の影響で長く制限があり、自宅からのひとりリモート出演程度はできても、スタッフが集まることや野外撮影は許可されていなかった。
また、入国時には14日間の厳しいホテル隔離があることも、定期の動画配信には向かない。最近になってワクチン接種完了者への行動緩和が始まったが、外国人滞在者への接種は6月ごろからで、まだ日本のワクチン接種証明書との連携が完全ではなく、マレーシアで接種していないとなると、なお不自由な場所になってしまう。
ミステリアスのプロ
もっとも、彼が出入りしたマレーシア、マルタ、キプロスはいずれもタックス・ヘイブンという共通点があるから、投資収益の扱いで有利ならばどこでも良いということもあるのかもしれない。以前マレーシアでは不動産事業をしていると伝えていたが、中国人客の激減した現地ではいま同種の商売は低迷している。
そのあたり、いろいろ想像をたくましくしてしまうのは、彼のキャラクターのミステリアスさ、そこから発する怪しげな雰囲気に由来する。
たとえば最近では、仮想通貨スピンドルを大々的に推薦していたが、違法性の疑いがある売り文句を言い放っていたことが週刊誌で報じられたこともあった。ネット上では「近年、ヒット曲もないのに何が収入源なのだろう」という声もあり、ゴージャスな生活はたしかに謎が多かった。
ただ、タレントとして見れば、それも彼なりのプロフェッショナルな姿勢であるともいえる。男性と付き合ったことは一度もないと言うアイドルや、悪さばかりしてきたと言うラッパーも一種のセルフプロデュースであるのと同様、GACKTも素が見えにくいミステリアスなところは「キャラ売り」を徹底しているともいえる。豪華なライフスタイル自慢と、華麗なルックスを維持するストイックさはエンターテインメントの登場人物としては優秀だ。
過去、眼の手術は公表していたGACKTだが、神経系の持病というのも初耳だった。もし人々が疑うようにコロナ感染していたのなら陰性証明書の必要な海外渡航は困難で、近日に海外へ飛んでの治療はできないはず。そもそも深刻な病気を患っているのに、わざわざ感染リスクもある国境を越えた移動を伝えるというのが謎すぎる。
活動休止という最大の危機にあってもミステリーだらけのGACKT、回復を強く願いながらも、彼らしいエピソードには感心してしまう
https://news.yahoo.co.jp/articles/d052932fa98224e4e80c7763146b6f4987b7872c?page=2
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1631335707/