※注) チャート・レート他数値は全て2021/09/27 02:10現在取得した値です
米ドル/円(USD/JPY)チャート/注文状況/移動平均/ピポット
米ドル/円 移動平均
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ピボットポイント
採血なしに血糖値が分かるウエアラブル端末の開発競争が激しくなってきた。糖尿病の患者や予備軍が日々の血糖値の変動に気づきやすくなり、生活習慣や服薬の改善につなげて重症化を防ぐのに役立つ。糖尿病は世界で約5億人が患っており早期発見へのニーズは強い。米アップルや韓国サムスン電子などIT(情報技術)大手が巨大市場への参入をうかがっている。2月、アップルが取得した米国特許が米メディアを通じて公になった。空気中の微小な粒子を電磁波で測定する技術で、血糖値の測定に応用が可能だ。2020年にはサムスン電子と米マサチューセッツ工科大学(MIT)が、光が散乱するときに波長が変化する現象を応用して血糖値を測る技術を発表したばかり。医療機器メーカーの間で「アップルも血糖値の測定事業を検討している」との観測が広がった。アップルは腕時計型端末「アップルウオッチ」の健康管理機能を強化してきた。18年12月に心電図の測定機能を搭載。1~2年以内にも血糖値測定に対応した機種を販売するとみられている。サムスンも「ギャラクシー」ブランドの機種に近く血糖値測定機能を追加するとの観測がある。両社が狙うのは、糖尿病の重症化予防のパラダイムシフトだ。糖尿病患者はこれまで、毎日のように指先に自ら針を刺して採血し、血糖値を測定する必要があった。痛みや煩わしさが、きめ細かい血糖管理や治療継続の障壁ともなっていた。日々の血糖値を適切にコントロールできず、腎臓病などの合併症に至ってしまう患者は少なくない。ウエアラブル端末を使えば、採血の痛みや煩わしさを感じることなく血糖値を常時把握できる。生活習慣や服薬量の最適化を通じた適切な治療が可能になる。測定は光学やソフトウエアの技術が鍵を握る。端末内蔵の発光ダイオード(LED)やレーザーで手首の皮膚表面に光を当て、反射したり散乱したりした光を受光素子で受信。その強さや波長を解析することで血糖値を導く仕組みだ。採血なしに血糖値を測る手段として現時点で最先端をいくのは、上腕や腹部に貼り付けて使うパッチ式の血糖測定器だ。極細のセンサー(針)が皮膚の下に刺さり、体液から血糖値を数分おきに自動測定する。痛みを伴わず入浴中や睡眠中も測りつづけられるのが強みだ。
パフォーマンスがさらに上がりそうだな。
これは期待したい。