毎日新聞 2021/10/17 09:51(最終更新 10/17 10:07) 460文字
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/10/17/20211017k0000m020028000p/9.jpg
=写真はイメージ(ゲッティ)
世界で初めて仮想通貨(暗号資産)「ビットコイン」を法定通貨にした中米エルサルバドルで、専用アプリの個人情報が盗まれたとの訴えが相次いでいる。現地メディアによると、被害は700件を超え、検察当局は捜査に乗り出した。
地元紙エル・ディアリオ・デ・オイなどによると、14日までに地元の人権団体に届いた訴えは717件。アプリを起動するため身分証明書の番号を入力した際、情報を盗まれたなどの声があるという。被害はさらに多いとみられ、少なくとも2000件に上るという試算もある。
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2021/10/17/20211017k0000m030023000p/9.jpg
「ビットコイン使えます」と書かれた張り紙の前で客を待つ女性販売員=エルサルバドルの首都サンサルバドルで9月24日、ロイター
エルサルバドルでは9月7日にビットコインが法定通貨となった。利用者はアプリ「Chivo(チボ)」を通じて商品やサービスをビットコインで支払える。登録するだけでビットコイン30米ドル(約3430円)分も付与されている。
ブケレ大統領は今月3日、ツイッターに「(人口の約46%に当たる)300万人がチボを使っている」と投稿した。しかし、地元シンクタンクの調査では、87%が9月に買い物の支払いでビットコインを使わなかったと回答した。【サンパウロ中村聡也】
引用元:https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/editorialplus/1634435293/