どこも取り上げないので今日は仕方なく久しぶりに記事を書くことにしました。リップル社は2021年第三四半期の『XRPマーケットレポート』で、これまで同社が管理してきたジェド・マケーレブ(リップル社共同創業者)のXRPについて、最後のXRPを同氏に送信完了したことを報告しました。
遡ること2014年5月、XRPの分配方針に関して当時のCEOだったクリス・ラーセンらと意見の対立したジェド・マケーレブは、同氏が保有する全てのXRPを市場で一気に売却することを発表しました。実際にジェド・マケーレブは保有するXRPの一部を一気売りしたことから、当時5円付近で推移していたXRP価格はほぼ無価値同然になりました。この売却に巻き込まれた人達は、今でもリップル社に対して(なぜかジェドに対してではなく)強い恨みを持っているようです。