1: 稼げる名無しさん 2021/11/30(火) 08:06:37.09 ID:nTW3/65A0.net BE:902666507-2BP(1500)
身長が高くふくよかな体型。いかにも人のよさそうな雰囲気の男性だった。
「ここ3、4年、結婚を本気で考えるようになって、婚活を始めたんですが、なかなかいい出会いがないんですよ。
私との結婚を考えてくれる女性がいるなら、飛行機に乗って日本全国、どこにでも会いに行こうと思っています」
物腰は柔らかかったが、決意は硬いようだった。そして、こんなことも言った。
「婚活期間中は、そこに使うお金は惜しみません」
聞けば、地元での商売がうまくいっていて、年収も1000万円近くあるという。さらに海沿いにリゾートマンションを2棟所有し、その賃貸料金も入ってくる。それ以外にも株の配当が毎年あるようだった。
入会の手続きを済ませ、お見合い写真をスタジオで撮影して、恒夫の婚活がスタートした。
中略
もう骨折り損のくたびれ儲けって、このことですよ」
恒夫はここまで話すと、大きなため息をついた。
「何でしょう。40代で独身の女性って、キャラが濃い人が多いというか。まずは自分の生活があって、そこに結婚を組み入れようとしている。
何から何まで自分本位。上から目線の人が多い気がしました」
「よく婚活記事の中に『今回の男性は、食事をしたら割り勘で幻滅した』っていうのがありますよね。私は、女性と食事をして、一度も割り勘にしたことはないです。
でも、割り勘にしたくなる気持ちもわかりますよ。結婚を真剣に考えてもいないのに、人に紹介されたからと言って、ご飯を食べにくる。ならば、男のほうも、半分請求したくなりますよね」
とはいえ、ここで婚活をやめてしまったら、結婚もなくなってしまうことは恒夫もわかっていた。
「失敗しても続けていくしかないと思っています。あと、こちらが“結婚”“結婚”と前のめりになっていると、変な人を引き寄せてしまう。
結婚をチラつかせれば、おいしいものが食べられる、とか。あと、籍だけは夫婦だけれど、お金の出どころにされてしまうような結婚はしたくない。
焦る気持ちもあるんですが、一つひとつが経験だと思って、これからは相手のことをしっかり見ていきます」
1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
やっぱりこういうのは同時進行で頑張らないとダメなんだなぁと思うお。
若いうちは仕事も大事だけれど遊びもしっかりとだな。
ラブホの上野さん 9
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