同社は26日の決算発表の電話会見で、「オプティマス・ヒューマンロボット」(汎用=はんよう=人型ロボット)については詳しい説明を行ったが、
EVの新モデルについては十分な情報を提供しなかった。
テスラは27日にS&P500種株価指数の構成銘柄で2番目に大きい下げを記録した。
同社の時価総額が1日で1000億ドル余り減少したのは昨年11月9日以来。
イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は電話会議で、年内に新型モデルを市場に投入しないと説明。
同氏が約束していた「製品ロードマップの更新」に「サイバートラック」や「セミ」、
将来の低価格モデルの計画に関する強気のニュースが含まれると想定していた多くの投資家を失望させた。
オアンダのシニア市場アナリスト、エドワード・モヤ氏は「テスラは明らかに勢いを失いつつある。
競合が追い上げを図る中で、2万ドル台半ばの低価格帯車の投入がないということは、成長見通しの足かせになる」と指摘した。
テスラ急落、時価総額12.6兆円吹き飛ぶ-新モデル年内投入なしに失望
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-01-28/R6E90ET0G1KW01