大手百貨店やスーパーが来年の正月用のおせちを発表し、早くも商戦が始まった。新型コロナウイルス禍による行動制限が解除され帰省する人が増えると想定し、祖父母ら親子3世代で楽しめるような品ぞろえが増えた。また、外食や海外旅行をコロナ禍前のように楽しめる状況は見込めないため、自宅や帰省先で食べられるおせちの需要が増すとの予想も。一方、原材料高騰や円安による食品全般の値上げはおせちにも影響し、販売価格を1割前後上げる会社も少なくない。
コロナ禍による「巣ごもり需要」でおせちは売り上げを伸ばし、過去2年間は「最高益に近い」(大手百貨店担当者)売れ行きだったという。行動制限が解除されたことで、小売り各社は前年を超える売り上げを目指している。親子3世代といった大人数で集まる機会が増えるとみて、オードブルにもなる和洋中そろった食べやすいメニューが目立っている。
高島屋は食べたいものを自由に選べるおせちを提案する。担当者は「近年はおせち購入者の幅も広がり、さまざまな好みに応えられるようにした」と理由を話す。
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産経ニュース: おせちも値上げへ 帰省増で大人数向け拡充も.
https://www.sankei.com/article/20220904-BQBUCSTLPNPMPKEVPSXOCZQH4A/