2023年10月06日08時41分取得:
やる夫今日のポイント:
金利ピークや景気悪化、介入警戒等々あり相場は円高圧力が強めか
→1ドル148円台半ばで推移、5日午前中には148.2円まで
→日本の金融政策修正も期待されるが、8月の家計支出はー2.5%とインフレ下にもかかわらずマイナス圏(市場予想よりは上昇)
→本日の米雇用統計で良い数字が出れば再びドル買い、悪い数字が出ればドル売りか(予想なので外れる可能性あり)
米失業保険
→強い数字、ADP雇用統計がますます謎の指標に
原油価格
→景気悪化懸念が強まり大幅下落中、WTI原油が1バレル82ドル台に
バイデン大統領、雇用統計に関して日本時間の26時30分に発言
特に重要なイベントは赤字で表示
14時00分 日)8月景気先行指数、8月景気一致指数
14時45分 瑞)9月失業率
15時00分 独)8月製造業新規受注
21時30分 米)9月雇用統計
21時30分 加)9月雇用統計
26時00分 米)ウォラーFRB理事発言
26時30分 米)バイデン大統領発言 雇用統計に関して
おはようございますお。
市場では少しずつ金利のピークや景気停滞思惑が広がってきており、様々な商品に影響が出始めているお。
株価は少し下落気味でドル円は上値が重め、148円台前半~149円前半での推移で150円は少し遠くなったように感じるお。
本日の米雇用統計、ウォラーFRB理事発言、バイデン大統領発言次第ではさらに乱高下する可能性もある点に注意だお。
日本の家計消費は市場予想を上回る数字。
ただしインフレ中にも関わらず前年比ー2.5%と、消費意欲はかなり弱いことが示されているお。
そのため日銀が本当に金融緩和を修正できるのかどうかに関しては、まだ疑問が残っている様子。
岸田首相が経済対策を行うことを繰り返し発言しているけれど、増税や社会保険料増、控除削減に関しては具体的な案が出てきている点や、インボイスなど既に導入されたものもある点から、消費が改善するかどうかは不透明だお。
デイリー・サンフランシスコ連銀総裁は金利の据え置きを支持する発言。
バーキン・リッチモンド連銀総裁は「景気動向を見極めたい」とのことなので恐らく据え置き。
経済指標も徐々に強さを失っていっている点や、クレカの滞納、差し押さえなどに不安は残るものの、そんな状況でも強い雇用や消費意欲が残っており、CPI、PPI共に上昇している点は気がかりだお。
本日の雇用統計でも平均時給は先月と変わらない伸びが予想されているので、米景気がどうなるかはもう少し見ていかないといけないかも。
あまりに強い数字が出た場合には追加利上げが決定され、再度1ドル150円を目指す可能性もあるかもしれないとは思うお。