・半導体の国内供給力強化を目指す政府にとっても大きな前進
半導体受託生産最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が熊本県内に3つ目の工場を設け、最先端半導体の製造を検討していることが分かった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。実現すれば、国内で自動車向けから人工知能(AI)向け半導体まで幅広く調達できるようになる。
検討中の第3工場では、量産段階として最先端の回路線幅が3ナノメートル(ナノは10億分の1)半導体の製造も視野に入っているという。非公開情報だとして複数の関係者が匿名を条件に語った。既に日本企業を含む製造パートナーや関係先に広く共有されているとしている。同関係者のうち3人は、第4工場の可能性も模索されているが、土地などの不足により北九州市など熊本県外になる可能性もあるとした。
第3工場が稼働する頃には、3ナノの技術は1-2世代遅れている可能性は高いものの、様々な世代の半導体がそろう。国内での半導体サプライチェーン(供給網)の強化を目指し、TSMCなどに多額の補助金を出している日本政府にとっては大きな収穫になりそうだ。
TSMCの広報担当者は「顧客の需要、操業効率、政府からの補助や経済状況などを踏まえて、製造能力の拡大戦略を決めている。TSMCではより長期的に顧客の需要に応え、半導体業界の構造変化に対応するために投資を行っている。日本においては第2工場の建設について可能性を検討しているが、それ以上の情報で現在開示できるものはない」としている。
以下全文はソース先で
Bloomberg 2023年11月21日 12:56 JST 更新日時 2023年11月21日 15:17 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-21/S4EGMKT1UM0W01
九州経済さらに始まったお!
半導体産業が一気に伸びていっているな。
やる夫より:
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