投資上限額が拡充された新たな少額投資非課税制度(NISA)のスタートで、個人の投資意識が高まっているとみる。
楠社長は同日、「今年の口座開設の動きの勢いは例年と全然違っている」と強調した。同社が都内で開いたイベント会場で、ブルームバーグの取材に答えた。
例年、年末年始に口座開設は増える傾向にあるが、新NISAをきっかけに「勢いがますます加速している」という。具体的な口座数については明らかにしなかった。
1月から運用が始まった新NISAでは、非課税保有期間が無期限化されたほか、年間投資枠は最大360万円と従来の3ー9倍に増え、生涯投資枠も2倍以上の1800万円になる。
日本株は9日に約34年ぶりの高値を付けており、NISAの制度改革も上昇要因の一つとしてみられている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-01-14/S788U7T1UM0W00