飲食業界も例に漏れず、特に、ハードな仕事のイメージがある居酒屋の人手不足は深刻だ。
飲食業界の専門メディアを運営する筆者が取材で会う居酒屋業態のオーナー達は口をそろえて「人がいない」と嘆く。
帝国データバンクの調査によると、2024年1月時点で非正社員の人手不足割合は29.9%。業種別では「飲食店」(72.2%)がトップだという。
シンクロ・フードの調査でも、40.7%の飲食店の人材が「不足している」、そして雇用形態で最も足りていないのが「アルバイト・パート」となっている。
このように、飲食業界の人手不足、特にアルバイトの確保に苦戦していることがデータからも伺える。