その結果、男性の8.7%、女性の1.8%が該当したことから全国536万人という数字が割り出されたわけです。成人全体では国民の4.8%にあたるので、およそ20人に1人になります。
この数字が多いのか少ないのかといえば、「衝撃的なほど多い」といえます。
諸外国でも同様の調査は行なわれています。たとえばアメリカ・ルイジアナ州の02年調査では1.58%(アメリカ全体で1.40%というもう少し前の調査結果もあります)、フランスの08年調査が1.24%、韓国の06年調査が0.8%、スイスの08年調査が0.5%などとなっています。
ルイジアナ州、フランス、韓国にはカジノもありますが、それでもこの程度の数字です。世界的に見れば、病的ギャンブラーの割合は100人に1人程度の国が多いといえます。それに対して日本は20人に1人ということなのですから、やはり異常です。
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