2024年06月21日11時15分取得：
やる夫今日のポイント：
日本市場
・５月ＣＰＩは市場予想通りで利上げ期待にはあまり繋がらず
・為替操作監視国リスト指定
・米国は経常黒字、対米貿易黒字が為替操作監視国リスト入りの理由で為替介入自体は「透明性が保たれている」として容認方針
・ただしイエレン米財務長官の度重なるけん制発言、監視国リスト入りが介入を難しくする可能性は高め（何らかの原因で「透明性がない」と判断された場合は即操作国に指定される可能性があるため）
・発言トーンから次回介入があるとしても１６０円以降かと
米国市場
・経済指標は弱めの数字が続くも円の弱さのほうが意識される
・為替操作監視国リスト入りも円の弱さを後押しか
欧州市場
・ドイツの物価も落ち着き始めてきており、一旦今回の利下げの数字を見て９月に利下げ予定か
・ＳＮＢはサプライズ利下げ、ただし為替介入もちらつかせる
原油・金市場
・各国の経済指標悪化、利下げ期待を背景に上昇中
・中東情勢やロシアーウクライナによる戦争も価格上昇材料に
・金先物は各国利下げ期待の高まりで徐々に価格上昇か
特に重要なイベントは赤字で表示
１１時１５分 米）デイリー・ＳＦ連銀総裁（投票権あり） パネルディスカッション参加
前回発言（今日）：インフレが持続的に2％に向けて鈍化する確信がまだもてない
１５時００分 英）５月小売売上高
１５時４５分 仏）６月企業景況感
１６時００分 独）ナーゲル独連銀総裁 講演
前回発言（６月時点）：ＥＣＢ、追加利下げは必ずしも近くはない
１６時１５分 仏）６月製造業ＰＭＩ、６月サービス部門ＰＭＩ
１６時３０分 仏）６月製造業ＰＭＩ、６月サービス部門ＰＭＩ
１７時００分 欧）６月製造業ＰＭＩ、６月サービス部門ＰＭＩ
１７時００分 欧）シムカス・リトアニア中銀総裁 講演
前回発言（６月時点）：ＥＣＢ、インフレに対する勝利宣言は時期尚早
１７時３０分 英）６月製造業ＰＭＩ、６月サービス部門ＰＭＩ
１７時３０分 香）５月ＰＭＩ
２１時３０分 加）４月小売売上高、５月鉱工業生産、５月原料価格指数
２２時４５分 米）６月製造業ＰＭＩ、６月サービス部門ＰＭＩ、６月総合ＰＭＩ
２３時００分 米）５月景気先行指数、５月中古住宅販売件数
お疲れ様ですお。
朝の日本のＣＰＩ、日本の為替操作監視国リスト入りなどは円安材料として寄与し、ドル円は一時１５９円台をつけていたお。
その後鈴木財務相の口先介入が入り、ドル円は一旦押し戻されて１５８円台後半へ。
今回の為替操作監視国リスト入りは「為替介入が原因ではない」と発表される一方で、他の要因は満たしてしまっている点、為替介入の透明性を求められる点で、より介入に関しては難しくなったのではと判断しているお。
最近の日本の政府関係者の口先介入の発言トーンを聞いている限り、次回の為替介入は１６０円以降かなと感じるお。
本日はＰＭＩの発表ラッシュあり。
最近各国経済指標は弱めかつ速報値なので、動きは少し大きくなる可能性あり。
本日の要人発言は直近で発言した方が多いので、そこまで意識する必要はなさそうかなと思うお。
やる夫より：ニュース速報TwitterList、情報収集先などの記事だお
やる夫の投資情報収集先あれこれ（２０２４年０５月１９日update）
管理人のTwitterでも相場に関して出来る限りお答えしますとのこと
現在xmにてトレードキャンペーンとのこと、賞金もありみたいだお