【為替相場】パウエルFRB議長は9月利下げへの地ならし ドルは再度売られ一時150円割れ 米債利回り下落、中東情勢緊迫化で金、原油が急騰

1: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

2024年08月01日07時32分取得:

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やる夫今日のポイント:
FOMC声明

・二大責務の両方のリスクに留意
・失業率は上昇したが依然として低い
・インフレ鈍化への確信が高まるのを待つと繰り返す
・採決は全会一致
・インフレはここ数カ月でさらに「いくらか」進展
・雇用の増加は緩やかになった
・インフレは緩和されたが、依然いくらか高止まりしている
・目標に対するリスクはより良いバランスに移行し続けている

パウエルFRB議長の発言

・過去2年間、2大責務でかなりの前進を遂げた
・インフレを2%目標に戻すことを強くコミット
・需要削減のための制限的スタンスを維持
・消費ペースは鈍化しているが、引き続き堅調
・労働市場の需給バランスは改善
・底堅い需要を支える供給の改善
・データは労働市場の堅調さを示すも過熱はしていない
・利下げが遅すぎると景気を不当に弱める可能性
・経済が発展すれば、金融政策も調整される
・労働市場が予想外に弱まれば対応する用意
・9月に利下げが選択肢になる可能性ある
・利下げに近づいているという感触を得ている
・もっと良いデータを見て自信をつけたい
・9月利下げの場合、非政治的なものになり得ると確信
・0.50%ポイントの利下げは現時点で考えていない
・利下げ時期は近づいている9月かもしれない

中東情勢
・イラン最高指導者ハメネイ氏、ハニヤ氏暗殺でイスラエルへの攻撃を命令

特に重要なイベントは赤字で表示
08時50分 日)対外対内証券売買契約などの状況
10時30分 豪)4-6月期輸入物価指数
10時45分 米)7月Caixin製造業PMI
15時00分 英)7月ネーションワイド住宅価格指数
16時00分 トルコ)7月製造業PMI
16時50分 仏)7月製造業PMI(改定値)
16時55分 独)7月製造業PMI(改定値)
17時00分 欧)7月製造業PMI(改定値)
17時30分 英)7月製造業PMI(改定値)
18時00分 欧)6月失業率
20時00分 英)BOE政策金利発表(据え置き予想と25bp利下げ予想が拮抗しているので注意)
20時30分 英)ベイリーBOE総裁 定例記者会見
前回発言(6月時点):インフレが低水準にとどまることを確認する必要がある
20時30分 米)7月チャレンジャー人員削減数
21時30分 米)4-6月期非農業部門労働生産性、4-6月期単位労働コスト、失業保険
22時45分 米)7月製造業PMI(改定値)
23時00分 米)7月ISM製造業景気指数
24時00分 メキシコ)7月製造業PMI
25時00分 英)ピルMPC委員兼チーフエコノミスト 講演
前回発言(7月時点):MPCはインフレの持続性を注視
スイス市場は建国記念日のため休場

1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku

 おはようございますお。

 昨日のFOMCはおおむね市場予想通りな内容で、パウエルFRB議長の発言も9月利下げ開始に向けて地ならしが始まったというもの。
 ただ最初から50bp利下げといった大幅な利下げではなく、慎重に25bp利下げから刻んでいく様子だお。
 トランプ氏から「11月まで利下げすべきではない」といったオーダーが出ていたけれど、パウエルFRB議長は特に意に介していない様子。
 今回の声明、発言により米債利回りが下落し株、金、原油などが急騰しているお。

 本日20時00分にはBOE政策金利発表。
 市場予想では金利据え置きと25bp利下げが拮抗している状態。
 前回の発言を振り返るに、ベイリーBOE総裁、ピルMPC委員共に利下げへの地ならしはまだ行っていないお。
 そのため今回利下げとなった場合はサプライズ的な動きになる可能性があるのかなと思っているお。

 日銀が金利を引き締めた影響がどの程度出るのかはまだ不明だお。
 植田日銀総裁は景気回復や賃上げが継続されることを見込んだ対応を行っており、今後の金融政策もその見込みで変更されていくのだろうと予想を修正したお。
 ただ個人的には景気が上向いたり賃上げに向かう材料は不足しているのではと感じているので、今後の経済予想と為替レートなどの予想は暫くわけて書いて行こうかなと思っているお。

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