「本日はお忙しい中、ありがとうございます。今シーズンをもちまして引退することを、ここにご報告させていただきます。よろしくお願いいたします」そうあいさつして、引退会見はスタートした。
松坂は会見で家族への感謝の思いを明かした。
「ちょうど、辞めると決断したときに妻に電話したんですけど、ちょうど息子がいて…『本当に長い間お疲れ様でした』と言われましたし、僕の方からも、『長い間サポートしてくれてありがとうと』いう言葉を伝えました」
言葉が詰まった。目には涙が浮かんだ。
「一言で感謝といってしまえば簡単なんですけど、簡単なものではなかったですし、良い思いもさせてあげられたかもしれないですけど、家族は家族なりに我慢とか努力があると思いますし。本当に長い間、我慢してもらったなと思いますね」。
引退後のビジョンはおぼろげに描いている。
「家族と過ごす時間を増やしながら、違う角度で野球を見て行きたいと思いますし、野球以外にも興味があることはたくさんあるので、そういうことにもチャレンジしていきたいですし、野球界、スポーツ界に恩返ししていければと思います。漠然とですけど」。家族への恩返し、野球界への恩返しに携わっていく。
◆松坂 大輔(まつざか・だいすけ)1980年9月13日生まれ、37歳。東京都出身。183センチ、93キロ。右投げ右打ち。投手。背番号18。今季推定年俸4億円。横浜高時代の98年春夏全国制覇。同年度ドラフト1位で西武入団。99年4月7日・日本ハム戦(東京ドーム)でプロ初登板初先発初勝利。最優秀防御率2回、最多勝3回、最多奪三振4回、新人王、沢村賞、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞7回。2007年にポスティングシステムでレッドソックス移籍。13年途中からのメッツを経て、15年にソフトバンクで日本球界復帰。06・09年WBC日本代表(いずれもMVP)。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9e8cd89b688f6360daa3c3360c3e9420d367167d
引用元:https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1634621679/