このEVは、混雑した中国の都市部を移動するのに最適だとして、多くの人に支持されている。
コンパクトで小回りが利くのはもちろんながら、選ばれる理由はやはり魅力的な価格帯だ。
同国の大手通販サイトのAlibaba(アリババ)で、930ドル(約10万円)~という破格で販売されており、発売当初はメディアにも多数取り上げられ大きな話題となった。
輸送費の関係で、米国での販売価格は6500ドル(約75万円)と本国よりも割高だが、
米国の輸入業者、Electric Import Motors(EIM)が行った6ヶ月間の事前販売では、好調の売れ行きだったようだ。
米国で「THE GRUNT」と呼ばれるこのEVは、1回の充電で約32km走行でき、最高速度は時速40kmだという。
狭く入り組んだ道路も運転しやすい、ゴルフカートほどのコンパクトサイズで、前に大人2名、後ろに子供2名まで乗車することができる。
さらに同ブランドにはトラックも用意されていて、より強力なバッテリーとモーターの搭載により、最高速度は56km、航続距離は約64kmにパワーアップする。
荷台つきで荷物の運搬や、家具の移動などにも便利だ。大人2名が乗車できるこのトラックの米国での販売価格は8500ドル(約97万円)から。
ただしChang Liの車両は、米国の連邦自動車安全基準に達しておらず、一般道を走行することはできない。現状のままでは、利用用途は限られてくるだろう。
市場では小回りの利く小型EVの需要が高まっており、今後さらに多くのメーカーが参入することが予想されるが、100万円を切るものはそうないはず。
「THE GRUNT」が公道を走ることができるようになれば、さらに人気は高まりそうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8de85ce13b86fdab49ff06272f0204b9f50a7cad
(画像=electrekより)
「一番気に入っているのは値段だ」って有名なセリフもあるくらいなので。
名前が一瞬チュンリーかと。
しかしよくこんな低価格でEVを作れるな。
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