米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイは来週後半にも円建て社債の発行条件を決める見通しだ。相対的に安いコストで円資金を調達する海外発行体が増えており、それに追随する形となる。
今年、商社への投資で株式市場に大きなインパクトを与えたバークシャーは、償還期間3年から30年までの年限の中から、投資家の需要を踏まえてどの年限を起債するのかを決める。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。同社が4月に円債を発行した際も3年から30年までの5本立てだった。
同じ4月にはバフェット氏が来日、その後に日本の商社株式の保有を増やしたと発表しており、あるアナリストは今回の社債発行計画が日本へのさらなる株式投資につながる可能性を示唆した。
金融市場では日本銀行が長年続けてきた超金融緩和政策に来年の早い段階で終止符を打つとの観測があるが、円建て社債の発行コストはなお低水準にとどまっている。ブルームバーグ指数によると、円債のスプレッドは60ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、米国の124bpに比べて半分以下だ。
今年度の海外の発行体による円債発行規模はこれまでに2兆4000億円に達し、前年同期を42%上回る。こうした発行体の中には仏銀BPCEや韓国の大韓航空のほか、ポーランドやインドネシア政府などが含まれる。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-10/S3WCF5T0G1KW01
おっとー。
記事には株高に関して書かれているけれど、個人的には円安長期化の材料追加にも思えるお。
参考ソース:キャリートレード
やる夫より:
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