1: 稼げる名無しさん 2021/06/12(土) 16:51:11.03 ID:tabPYnB+9.net
現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。今回紹介するのは「ひと月程度、ホームレスをしていました」と編集部にメールをくれた、27歳の男性だ。(中略)「住み込みのリゾート派遣ではいろんな人と仲良くなれました。家賃もかからないし、朝晩と弁当が出るところもある。(派遣先のひとつだった)温泉宿では途中からアルバイトになり、年末年始バリバリ働いて、1週間でチップ込みで20万円稼いだこともあります。仕事は探せば何かしらあるんです。社会に文句を言うくらいなら、自分で行動して適応していくべきです。自分で選択した結果に文句を言うのはお門違いだと思います」派遣も悪くはないし、働きぶりを評価されてアルバイトに引き抜かれたと言いたいようだった。ただフミヒロさんが就いてきた仕事は、いずれもILO(国際労働機関)が実現を目指す「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」とは到底いえない。社会保険がないのは違法の可能性が高いし、賭け麻雀の負け分を給料から天引きするのは完全にアウトだ。派遣契約期間中に直接雇用に切り替えるのも違法。瞬間的にいくら稼げても、継続的に働けるかどうかわからない働かされ方は典型的な不安定雇用である。私にはフミヒロさんは労働搾取の被害者に見えたし、まともな仕事がない中で「自分で行動」「自分で選択」といっても、それは下手をすると劣悪な職場を渡り歩くだけの結果になりかねない。そう指摘すると、フミヒロさんはこう反論した。「非正規が増えたのは事実です。でも、経営者の目線に立つと、正規社員をかかえることのリスクは大きいし、すべての企業が法律を遵守していたら日本は立ち行かなくなるのも事実です」経営者目線に立つ――。実は本連載でも、何人もの非正規雇用の当事者が同じ主張をするのを耳にしてきた。しかし、社長でも、CEOでもない働き手がなぜ経営者目線に立つのか。その発想が私にはまったく理解できない。資本主義社会において、労働者が商品として提供できるのは労働力だけである。従って労働者と企業の力関係は対等ではない。その格差を補正するためにさまざまな労働関連法が整備されてきたのだ。労働者と企業の間にはアリとゾウほどの力の差があるのに、なぜアリがゾウの目線に立つのか。その忖度が劣悪な非正規雇用や不当な解雇、雇い止めにはしる一部の企業の増長を許してきたといったら、言い過ぎだろうか。(全文はソースにて)
1001: 以下名無しさんに代わりまして管理人がお伝えします 1848/01/24(?)00:00:00 ID:money_soku
え・・・、うーん・・・。
僕は今経営者の立場になったけれど、逆に労基法はちゃんと守って欲しいと思うお。
勝手にサビ残をしていてトラブルになったとか過労で倒れたとか言われても困るので。