毎日新聞 2021/9/8 13:43(最終更新 9/8 13:43) 626文字
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警視庁本所署に入る紙屋道雄容疑者=2021年9月8日午前10時20分
無登録で仮想通貨(暗号資産)交換業を営んだとして、警視庁組織犯罪対策4課は8日、元コンサルティング会社社長の紙屋道雄容疑者(71)=東京都港区=ら7人を資金決済法違反(無登録営業)容疑で逮捕した。
捜査関係者によると、紙屋容疑者らは投資コンサルティング会社「テキシアジャパンホールディングス」(千葉市)による詐欺事件の被害者らに「被害に遭った分を仮想通貨に交換して返済する」と投資を持ちかけていたとみられる。紙屋容疑者のコンサル会社はテキシア社と取引があったとみられ、同課は延べ数千人から数億円を違法に集金したとみて調べる。
逮捕容疑は2018~19年、金融庁に登録せずに仮想通貨交換業をしたとしている。
[警視庁=米田堅持撮影]. [拡大].
警視庁=米田堅持撮影
紙屋容疑者らは、テキシア社の被害者らにスマートフォンで専用アプリをダウンロードさせ、現金と引き換えに独自に開発したとうたった仮想通貨「ワールドフレンドシップコイン(WFC)」を渡していたが、実際は換金できない状況だったとみられる。
紙屋容疑者は19年2月の毎日新聞の取材に「テキシア社の事件で損をした人たちのために何かできることはないかと始めた。(WFCは今後)価値が出て、買い物などでどこでも使えるようになる」と話していた。
捜査関係者によると、テキシア社は13年以降、架空の投資話で全国の約1万3000人から総額約460億円を集めたとされる。同課は20年1月に紙屋容疑者の東京都内の関係先を家宅捜索していた。【安達恒太郎、林田奈々、高井瞳】
引用元:https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/editorialplus/1631080992/