米債務上限問題が合意すれば、ビットコインにはマイナスの影響か【コラム】 米債務上限問題の議論が行き詰まり、市場も先行きが見えにくくなっているなか、一方で、合意が実現すれば、暗号資産市場はダメージを受けるかもしれないと警告するアナリストもいる。 アメリカは1月19日、法律で定められた31兆4000億ドルの債務上限に達した。政府を動かし続けるために、財務省は非常手段に頼り、政府預金口座(TGA)の残高を使うことを余儀なくされている。そのため、米ドルの流動性の変動に敏感なビットコイン(BTC)のような資産は、政府のデフォルト(債務不履行)と米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続の懸念のなかで買われ続けてきた。 元記事へ