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「私の300万円、終わった…」人気ファッション誌が描く投資女子のリアル
2023/7/9 06:00 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230709-6PFXT5N6HBLXZCV35SZVSPPM4M/
2023/7/9 06:00 産経新聞
https://www.sankei.com/article/20230709-6PFXT5N6HBLXZCV35SZVSPPM4M/
将来への不安の中でも真っ先に挙げられるお金の問題。解消策の一つに貯蓄から投資へのマインド転換があるが、時流に乗ろうとする若者の間でトラブルが後を絶たない。そんな中、ある女性ファッション誌が人気企画で投資詐欺を取り上げ、にわかに注目を集めた。「私の300万円、正式に終わった…」。描かれたのはブームに翻弄された「投資女子」のリアルな姿。ここから得られる学びとは。
「予想を超える反響」
都市部で働く20代後半からいわゆるアラサー女子向けのファッション誌「CLASSY.」(クラッシィ、光文社)の人気企画「着回しDiary」。 1カ月分のコーディネートをドラマ仕立てで紹介する。6月号の主人公は将来に備えて投資を始めた31歳の「投資女子」の設定だ。
《投資家のLINEグループに招待された》
《投資会社に今動かせる預金300万円を全部預けた。「2倍は確実です」の言葉に、私の未来が輝いた…!》
都会的なファッションを着回し、明るい未来に浮かれる主人公。ところが、突如雲行きが怪しくなる。
《Twitterで調べたら「預けたお金が返ってこない」(略)》
実は悪質投資会社にだまされていたのだ。貯金を失うまでのエピソードがユーモラスに描かれている。
「恋と仕事」を軸としたストーリーが王道の着回し企画としては異色のテーマ。担当ライターの野田春香さんは「投資というニッチな話題だったので、つまらないと思われるかも」と不安だったというが、発売後、交流サイト(SNS)を中心に「リアル過ぎる」などの声が多数上がった。
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