新型コロナウイルスのワクチン接種から8日後の7月上旬、練習中に倒れて救急搬送された中日・木下雄介投手(27)が、名古屋市内の入院先で死去していたことが6日、分かった。球団関係者によると亡くなったのは3日。肩肘の故障から実戦復帰を目指し、懸命なリハビリに励んでいた矢先の悲劇だった。木下さんは3月21日のオープン戦(バンテリンドーム)に登板中に右肩を痛めて降板し、4月に右肩脱臼と右肘内側側副靭帯再建の手術。来季以降の復帰を期して2軍でリハビリに取り組むさなか、6月28日に球団親会社の職域接種を受けた。7月6日の練習中に胸のあたりを押さえながら息苦しさを訴えて倒れ、搬送先で人工呼吸器が必要な重篤状態に陥った。球団関係者によると、接種前の検査では「不整脈の症状があった」という。元厚生労働省医系技官で医師の木村盛世氏(感染症疫学)は「詳細が分からないので確定的なことはいえないが、海外では若い男性が接種後に心筋炎を起こす可能性が報告されており、2回接種後、1週間程度は激しい運動は控えるよう注意喚起する例もある。ただ、心筋炎の症例について大規模なデータはなく、接種を控えるべきだという議論が出る段階ではない」と話す。木下さんは徳島・生光学園高から駒大に進んだが、1年時に右肩を故障して中退。地元大阪でスポーツジムのインストラクター、不動産の営業職などに従事しながらも野球への思いは断ちがたく、2年のブランクを経て15年に独立リーグ・徳島に練習生で入団した。活躍が認められて翌16年の育成ドラフトで中日から1位指名され、妻子同伴で会見。18年に支配下登録を勝ち取って1軍デビューを飾り、昨季は初セーブを挙げるなど通算37試合に登板していた。球団関係者の「あんなにいい子がこんな目に遭うなんて残酷すぎます。絶対に諦めない強い気持ちを持っている選手。家族のためにもなんとか戻ってきてほしい」という悲痛な願いは届かず。悲しみは計り知れない。
とのことなので、接種後一週間程度は激しい運動を控えるのが良いと思うお。
特にワクチン接種後1週間以内に75%の死亡が集中しているのが非常に気になるので。(日本の死亡事例の話)