日: 2022年11月5日

では今日は熟成に関するお話を。
葉巻はもともと葉っぱを巻く段階で既に何年かの熟成をしているのだが、製造が終わりボックスに詰められた後も熟成が進んでいる。
温度は１６～１８度、湿度は６８～７２％でおいておくのが良いと昔の偉い人も言っていたな。

若い葉巻（製造後１年以内）などは葉巻に草っぽさというか青い苦さが残っていて個人的には好みではない。
１年以上経ったころから少しずつ吸い頃になりはじめ、その変化は５～１０年程度は続いていく。
それ以降は少しずつ味や香りが抜けてくるため、１０年を過ぎるような葉巻は早めに吸った方がいいかなとは思うな。

キューバの代表的な葉巻にモンテクリストというブランドがあるが、こちらは若いうちはタンニンのような苦さがある。
しかし３年程寝かすと驚くほど非常に甘みのある味わいに化けるのでとても面白い。
まるで幽閉されていたエドモン・ダンテスが時間をかけてモンテクリスト伯として再び舞台に出てくるかのようだ。

何度か紹介している業者さんは製造年月日も明記しているので（明記するようにお願いした）、そういったとこから購入すると非常に美味しいタイミングで味わえるかなと思う。
通常のシガーバーさんやタバコ屋さんだと回転が早いので、熟成何年ってのはなかなか指定できないからな。

confidence cigar@ConfidenceCigar

お届け完了しました！
ロメオベルベデレス（2019年製）を一本試したのですが非常においしい出来になっております～😋
ロメオ味かつ濃い味！ https://t.co/JZ1iDT7JtB

2022/09/16 02:02:19