2021年08月12日08時24分取得:
やる夫今日のポイント:
米CPIは市場予想を下回るものの強い伸び
→ただし市場はそれ以上の伸びを期待していたようでドル円は110円台半ばに
→FRBが予想する「急激なインフレは一時的」を裏付けるとの意見もあり
→経済再開に伴う価格急騰は一部で収まり始めているとのこと
→アトランタ連銀総裁「インフレ率は長期的に2%に落ち着く」
テーパリング開始可能性さらに上昇
→リッチモンド連銀総裁「テーパリングに近づきつつある」
→カンザスシティー連銀総裁「金融緩和策を巻き戻す時期がきた」
米上院にて3兆5000億ドルの予算決議承認
→インフラ包括法案や米政府が国内原油企生産企業に増産呼びかけを行わなかった事から原油価格上昇
米債務上限問題に関する協議継続中
→共和党上院議員46人が民主党に単独で対応するようにと書簡
→今後揉める可能性ありなので注意
中国は今後五年間経済の後半な分野での規制強化を継続
→国家安全保障や技術革新、独占禁止を含む枠組みを改善するためとのこと
→株価に大きな影響が出る規制が入る可能性ありなので注意
15時00分 英)6月月次GDP、4-6月期GDP、6月鉱工業生産、6月製造業生産指数
18時00分 欧)6月鉱工業生産
21時30分 米)7月卸売物価指数、新規失業保険申請件数、失業保険継続受給者数
おはようございますお。
11日に発表された米CPIからドル円の動きは反転。
現在は下げ止まり点を探している状況だお。
ただ急激なインフレにより景気回復が低迷するのではという懸念はわずかに後退した様子。
米上院の予算案可決などにより景気回復には楽観的ムードが漂っているお。
そのためダウ、S&P500は再び最高値を更新する動きとなったお。
また景気回復に伴ってテーパリングの今秋開始可能性がさらに高まってきている様子。
リッチモンド連銀総裁、カンザスシティー連銀総裁もテーパリングに関して前向きな発言を行ったお。
そのためドルは長期的にみて買い方向という見方は変わらず。
ドル円は落ち着いたところからロングをしていきたいと思っているお。
参考ソース:カンザスシティー連銀総裁、金融緩和策を巻き戻す時期が来た
米債務上限問題は荒れそうな雰囲気が漂ってきたお。
財務長官は9月にも資金が底つくと警告。
こちらがまとまらなければ相場に大きな影響を与える可能性があるので要注意で。
参考ソース:米債務上限問題、民主党は単独で対応を-共和上院議員46人が書
バイデン政権はOPECなど主要産油国と米規制当局に対して「安定したエネルギー供給を確保するための一団の行動を」と発表したお。
サリバン大統領補佐官がはコロナウイルスの影響も原油需要がそこまで伸びず、増産を控えるような意味合いの声明を出したお。
そのため原油価格は1バレル69ドル台まで回復しているお。
中国は経済の広範な分野において、今後5年間規制強化を継続すると発表したお。
以前検討されていた市場安定とは真逆かなと。
今後も中国企業に投資を行う際は中国による大規模規制に要注意だお。
参考ソース:中国規制当局、オンライン保険への監視強化-次の締め付け標的か